カタール政府(50%)及び民間投資家(50%)によって構成されているカタール航空は、Latam航空に6億1,300万ドルを投資して10%の資本参加を発表、南米地域に進出する。
カタール航空の10%の資本参加でLatam航空は運転資金が14億ドルから20億ドルに増加する為に、南米諸国の各航空会社が直面している経済危機に対処できると予想されている。
またカタール航空の10%資本参加でLatam航空にとっては中近東やアジア進出の足掛かりに結び付き、チリのLAN航空とブラジルのTAM航空の経営統合により南米最大の航空会社となったLATAMエアライン・グループは2014年にワンワールド・アライアンスに加盟、2013年にカタール航空も加盟していた。
カタール航空はドーハ航空をハブ空港として利用、イギリスに拠点を置く航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)は、世界の空港や航空会社の評価を行っており、カタール航空は2014年に1位に選ばれたが、今年はエミレーツ航空について2位となっている。(2016年7月13日付けエスタード紙)