エンブラエル社は、パリ航空ショーで乗客数が132人のE-Jet195E2などE-Jetシリーズ2の3機種の受注受付を発表、カナダのボンバルジエ社並びに三菱リージョナルジェット(MRJ)とマーケットシェアを争う。
エンブラエル社は航空機市場を独占しているエアバス並びにボーイングとの不要な競争を避けるために、リージョナルジェット機市場に新型ジェット機を投入してマーケットシェア拡大を図る
ボンバルジエ社は、パリ航空ショーで乗客数が110人から130人のCシリーズ177機を受注、一方エンブラエル社は365機を受注、オプションとして更に65機の成約の可能性がある。
E-Jetのシリーズ1は、すでに47カ国の65航空会社に950機を販売しているが、E-Jetシリーズ2は、E-Jetのシリーズ1と比較して16%から23%の燃費が向上している。
今後8年間のエンブラエル社の開発向け投資は17億ドル、E-Jet 190-E2は2018年上半期、195-E2は2019年から納入開始、世界最大のリージョナル航空スカイウエスト社は、E175-E2を100機、オプションとして更に100機、成約金額が93億6,000万ドルの受注の可能性が見込まれている。(2013年6月18日付けエスタード紙)