ペトロブラス石油公社は、今週金曜日に中国上海で中国エキシンバンクと10億ドルのファイナンスで調印が予定されている。このファイナンスは中国企業による石油・天然ガス開発向け装置並びに関連サービス供給向けとなっている。
中国が議長国となる2016年度の主要20カ国・地域(G20)首脳会議は、9月4日及び5日に浙江省杭州で開催予定、中国の習近平国家主席は、今後の両国関係強化でミッシェル・テーメル新大統領と個別会談が予定されている。
2014年に当時のミッシェル・テーメル副大統領は、北京で中国の習近平国家主席と会談した時に総額100億ドルに相当する原油供給で中国からのファイナンスで合意、中国政府は原油供給に対するファイナンスは、ヴェネズエラ並びにアンゴラとの間ですでに行っている。
また上海で予定されている経済ミッションのセミナーでは、中国資本State Grid社によるゼネコン大手カマルゴ・コレア社が擁していたCPFL Energia社の23%に相当する株を58億5,000万レアルで取得、経営参加の調印が予定されている。
中国最大の国際工事請負業者である中交交通建設(CCCC)は、マラニョン州政府との間でサンルイス港湾の民間港湾ターミナル向け投資で調印すると予想、また中国資本CBSTEELは、マラニョン州内での鉄鋼事業やエネルギー事業に投資を予定している。(2016年8月31日付けヴァロール紙)