実業家エイケ・バチスタ氏の造船会社OGX社の建設は5月から開始、投資総額30億レアルで2013年末に完成予定、2014年から海底から石油や天然ガスを掘削・生産するために必要な労働者や機械類を収容するプラットフォームを年間6基建設する。
造船技術では世界トップの韓国の現代重工業がOGX社に10%の資本参加をして技術移転などを行い、2014年のプラットフォーム建造開始時には鋼板を18万トン、最終的には50万トンを使用して、1万人の従業員を見込んでいる。
エイケ・バチスタ氏は膨大な埋蔵量を誇る岩塩下原油開発向けのプラットフォームや造船の市場規模を2,000億ドルと見込んでおり、造船部門や鉄鋼部門に大型投資を予定している。
OGXは下半期にシンガポールのKeppel社が6億1,000万ドルを投資して建造したプラットフォームOSX-1を納入、1日当たり26万3,000ドル、OSX-2は7億7,500万ドルで賃貸料は29万ドルとなっている。
エイケ・バチスタ氏のEBX社が4年前に発表したリオ州北部のアスー港湾建設にはOGXの造船会社、2製鉄所、2セメント工場、自動車工場など一大工業地帯の建設が予定されている。(2011年4月15日付けエスタード紙)