国家陸路庁(ANTT)のベルナルド・フィゲイレード・ジェネラルマネージャーはサンパウロ経由リオとカンピーナスを結ぶ高速鉄道の入札が4月に予定されているが、落札した企業のテクノロジーをクリチーバやベロ・オリゾンテ向け高速鉄道に使用される可能性が高いと説明している。
この高速鉄道のテクノロジーは地上デジタル方式の日伯方式同様に、アルゼンチンやチリでの売り込みにも活用されるために、今回の高速鉄道の入札参加は非常に重要であると述べている。
ブラジルの高速鉄道技術開発は遅れる可能性はあるが、最終的にはヨーロッパよりも速度の速い高速鉄道システムとなり、ブラジル国内で生産して海外に売込む予定をしている。
今回の高速鉄道入札の収益性を疑問視しているコンソーシアムは入札参加を見合わせる可能性が高いと見込まれていたにも関わらず、入札参加を余儀なくされる可能性が高くなってきた。(2011年2月17日付けエスタード紙)