現代エレベーターズ社は、南大河州サン・レオポルド市に6,500万レアルを投資してエレベーター生産工場を建設、生産開始時の直接雇用は100人、年末までには150人の雇用創出となる。
現代エレベーターズ社のブラジルでのエレベーター生産工場は、韓国並びに中国に次いで3カ所目となり、初めはブラジル国内マーケットをターゲットにするが、最終的にはラテンアメリカ市場に参入する。
ブラジル国内の年間のエレベーター需要は1万8,000台から2万台、現代エレベーターズ社は、生産開始から3年以内に年間2,000台のエレベーターをブラジル市場に投入して、10%のマーケットシェア確保をターゲットにしている。
現代エレベーターズ社のサン・レオポルド工場のエレベーター生産能力は年間3,000台、2019年には4,000台まで増産可能であり、ラテンアメリカ市場にも十分供給が可能となる。
サン・レオポルド工場のエレベーター生産開始の国産化率は60%、最終的には地元のサプライヤ―との共同開発で80%まで引き上げを予定、南大河州にはチッセンプルップスが進出、また三菱グループがMELCO ELEVADORES DO BRASIL S.A.でエレベーターを生産している。(2014年4月17日付けエスタード紙)