ブラジル地理統計院(IBGE)の発表では、今年の第3四半期のGDP伸び率は対前期比1.7%、前年同期比5.7%、今年第3四半期までのGDP伸び率は5.3%を記録した。
今年第3四半期のGDPの部門別の伸び率では、農畜産部門が9.2%と大幅に増加、特に今年の小麦生産は前年比59.3%、サトウキビは13.1%増加が予想されている。
5.0%増加の鉱工業部門では、化学、機械・装置、電気部品や自動車部門の製造業が5.7%、建設業5.0%、電気やガスは3.8%、鉱業全体では2.0%であったが、鉄鉱石生産は11.8%、石油・天然ガス生産部門は1.3%とそれぞれ増加している。
またサービス業部門ではファイナンス・保険部門が13.3%、情報サービス8.6%、小売・卸の商業部門7.4%、運輸・倉庫・郵便部門は4.6%、不動産部門は3.2%それぞれ伸びている。
一般家庭の消費は16期連続で伸びており、第3四半期は6.0%、家族収入は4.3%、個人向けクレジットは30.4%と大幅に増加している。(12日付けIBGEサイト)