機械金属部会(西岡勝樹部会長)が2009年2月2日正午から午後2時まで17人が参加して開催、西岡部会長が今年1月の常任理事会の議事録、今年の部会の活動方針を紹介した。
その後、参加者が2月17日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために昨年の回顧と今年の展望を発表したが、9月の金融危機前までは記録を塗り替える生産量や売上でわが世の春を謳歌していた企業が大半であった。
しかし世界金融危機後は一転して商談の引き合いの減少、入札の遅れ、裾野の広い自動車産業の減産不況の影響、在庫調整、実需減、鉄鋼所の高炉休止、国際マーケットの景気後退、為替GDPの低い伸び率、ドル高による輸入原料・製品コストの上昇、鉄鉱石の減産、実体経済への影響などが話合われたが、ペトロブラスの投資の増加、新幹線案件などに期待している企業もあった。
出席者は西岡部会長(日立)、林副部会長(メタルワン)、木瀬副部会長(前川製作所)、駒方氏(MCC)、原田氏(ミツトヨ)、原口氏(CBC重工)、渋谷氏(カワサキ)、松澤氏(東芝)、宮崎氏(MMC),杉山氏(新日鐵)、杉村氏(NSK)、村田氏(NSK)、渕上氏(ユシロ)、栗原氏(個人会員)、加藤領事、黒木調査員、平田事務局長
17人が参加して部会長シンポの資料作成で意見交換
左から西岡勝樹部会長/林浩副部会長