2019年8月22日(木)8時30分より政策対話委員会(佐藤真吾委員長)インフラワーキンググループ(佐藤洋史グループ長)会合が開催された。
はじめに、大使館の西川書記官の後任の塩野書記官からの挨拶があり、6月10日、11日に東京にて開催された第3回日伯インフラ協力会合についての報告が行なわれた。続いて、インフラ協力会合に参加し、ワーキンググループ代表として、ビジネス環境改善提案発表を行なった幕田氏より、その報告が行なわれた。インフラ投資を妨げる課題となっている、為替リスクと工事遅延について、現状の説明と改善提案を行なったと説明が行なわれた。
次に、平田事務局長から、当日の会合の率直なコメントが行われ、インフラ省より経済省からの出席が中心であったこともあり、ブラジルが現在力を入れている構造改革や経済発展について議論も行なったとの話もあった。また、PPI局やBNDES銀行との連携、外国通貨口座開設の動き、また今後の日伯インフラ協力についても活発に議論が行なわれた。最後に佐藤グループ長より、今後も継続して情報提供や意見交換できる場にしていけるよう定期的に活動していくことが話された。
参加者は、佐藤洋史グループ長(JICAブラジル)、霧山祐司氏(ブラジルみずほ銀行)、皆川健太郎氏(ブラジルMUFG銀行)、石川敬之氏(JBIC)、幕田潤氏(TozziniFreire)、飯田俊太郎氏(ブラジル住友商事)、政策対話委員会から山本裕也委員(JETROサンパウロ)、大使館から塩野進書記官、総領事館から上田基仙領事、そして事務局からは、平田藤義事務局長、吉田章則調査員が参加した。