メディカル分科会(高柳分科会会長)は、2018年10月10日10時から11時過ぎまで、商工会議所大会議室に16名が参加して開催した。はじめに、ジェトロとメディカル分科会の法務コンサルティング業務契約について、ジェトロの辻本氏より、その概要並びに委託業務内容、運用方法、そして契約期間等について説明が行なわれた。これは、メディカル分科会メンバーが、要望提言書作成時の法律面でのアドバイス、法改正時の変更内容の解説、また個別的な質問に関するコンサルティングを受ける事業で、今回はじめて挑戦することになる。
また、9月3日に開催されたANVISAとの政策対話会合のまとめ、今後の活動として、10月29日開催予定のINMETROとの政策対話会合についても意見交換が行なわれた。AGIR提言項目が少しずつ改善されているもののまだ課題は残されており、更なる改善に向けてABIMEDとも連携していくことが検討された。最後に連絡事項として、日伯友好病院主催で11月10日に開催予定の日系病院連絡協議会、また12月3日に東京で開催予定の日伯医療分野規制に関するセミナーについても説明が行なわれた。
参加者は高柳分科会長(島津製作所)、市川副分科会長(日本光電)、土屋副分科会長(パラマウントベッド)、塩田副分科会長代理(富士フイルム)、水谷氏(パラマウントベッド)、小松氏(HOSS建設)、八柳氏(GSIクレオス)、朝倉氏(カネカ)、松吉氏(オムロン)、山田氏(オムロン)、近藤氏(タカラベルモント)、辻本氏(ジェトロサンパウロ)、佐藤氏(JICAサンパウロ)、上田領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、吉田調査員。