横浜市の議員視察団(10名)が来伯、リオ・デ・ジャネイロ、ブラジリア、サントス、サンパウロの4都市の行政に関する視察、また日系人との交流活動等を精力的に行っている。26日ニッケイ新聞(会員)および神奈川文化援護協会が同一行を迎え、中前隆博総領事(当所名誉顧問)ほか日系主要団体の有志等と懇談会を行った。
平田藤義事務局長は横浜市港区出身で9回の議員歴を持つ田野井一雄議員(※)とブラジルの政治・経済情勢や将来展望をはじめ、横浜市に所在する高度技術を誇る中小企業の海外進出展開にあたっての諸施策や日伯の人材交流について意見交換を行った。現在、同議員は特に東京の大田区に並ぶ中小企業群の育成・支援に力を注いでいる。
また同議員は麻生太郎現副総理兼財務大臣(元総理大臣)とは同い年で旧知の関係にある他、また尊敬する人物として留守番隊長としての菅義偉官房長官を挙げている。麻生副総理のブラジルに対する熱い思いを共有する議員だ。かつて麻生元総理と当所との意見交換会についても大いに話が弾み話題になった。当所サイト:(http://jp.camaradojapao.org.br/news/atividades-da-camara/?materia=8192)
視察団(敬称略順不同):田野井一雄、せのま康浩、小松のりあき、いなみ俊之助、斉藤たつや、清水富雄、Katsuko Koshiishiほか3名。
(※)過去には横浜青年会議所28代理事長、第37代横浜市議会議長ほか5つの要職を歴任、なお現在も「街に出る!現場に出る!出前の政治」をポリシーとして掲げ、色々な学校法人の監事、支部長(明治大校友会)また各種連盟・団体・協会会長、顧問、相談役等々、合わせて25からなる要職を勤め活躍中。