平田藤義事務局長は2016年4月29日夜にブラジル日本移民史料館で開催されたサンタクルス日伯慈善協会(石川ヘナト理事長)の創立77周年記念の『サンタクルス病院の歴史』(ポ語版)の出版記念式典に参加、石川理事長の挨拶の後、呉屋春美文協会長が祝辞を述べ、中前隆博サンパウロ総領事や同病院評議会の二宮正人会長ら200人以上の関係者が参加した。
サンタクルス病院は昭和天皇の御下賜金、日本政府機関等の支援で設立された日系コロニアの初めての医療機関であったにも関わらず、第2次世界大戦の対戦国のために1942年にブラジル政府に接収されて1990年代までブラジル政府系医療機関が経営にあたっていた経緯があった。
石川ヘナト理事長から『サンタクルス病院の歴史』を受け取る平田事務局長