今年初めての日伯法律委員会(松下理一委員長)は、2016年1月21日午後4時から6時過ぎまで60人が参加して開催、進行役は矢野クラウジオ副委員長が務め、初めにPinheiro Neto Advogadosのレオナルド・アウグスト・バティラナ シニアパートナーは「サービス税とサービス輸出」について、サービス税のコンセプトや変更点、サービス税(ISS)は役務提供を行う法人や個人独立業者の受取対価に対して課せられ、サービス提供者の所在する市により課税、技術者のサービス輸出の例などについて説明した。
Trench, Rossi e Watanabe Advogados のプリシラ・ファリセリ パートナーは「ブラジルにおける課税に関する仲裁規定」について、法令13129号/2015、法令13140号/2015、課税に関する仲裁規則、返済期間などについて説明、Honda Estevão Advogadosのタイス・ハナ・ナカシマ シニア弁護士は、「日伯二重課税防止協定 」について、暫定措置694号(MP694)及び暫定措置692号(MP692)、個人が得たキャピタルゲイン(債券または株式などの資産の価格上昇による利益)に対する課税、日伯2国間の二重課税防止条約によって、ブラジルに非居住者の日本人は、今年1月からブラジルで得たキャピタルゲインには課税されないなどについて説明、PwCのパウラ・ロマノ弁護士は、「デジタル税務帳簿(EFD)、デジタル会計帳簿 (ECD)」について、会計ブロックJ,K,L 課税ブロックM,N その他のブロックX Y 申請期間、罰金などについて説明した。
Pinheiro Neto Advogadosのレオナルド・アウグスト・バティラナ シニアパートナー 「サービス税とサービス輸出」
Trench, Rossi e Watanabe Advogados のプリシラ・ファリセリ パートナー 「ブラジルにおける課税に関する仲裁規定」
Honda Estevão Advogadosのタイス・ハナ・ナカシマ シニア弁護士 、「日伯二重課税防止協定 」
PwCのパウラ・ロマノ弁護士 、「デジタル税務帳簿(EFD)、デジタル会計帳簿 (ECD)」
Thaís Hana Nakashima (Honda Estevão Advogados), Leonardo Augusto Bellorio Battilana (Pinheiro Neto Advogados), Priscila Faricelli (Trench, Rossi e Watanabe Advogados), Paula Romano e Cláudio Yukio Yano (PwC) (Fotos: Rubens Ito / CCIJB)
As reuniões são dirigidas aos sócios, diretores, gerentes, advogados, consultores, assessores, entre outros profissionais das empresas associadas à entidade.
RI / CCIJB