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再生可能エネルギーセミナーに35人が参加して開催 2013/10/01

環境委員会(廣瀬孝委員長)並びにPricewaterhouseCoopers社(PwC)共催の英語による「再生可能エネルギー 世界とブラジルのトレンド」セミナーは、2013年10月1日午後4時から5時30分まで35人が参加して開催、講師はPwC社のエルネスト・カヴァジン取締役並びにジョアン・ヴィトール・グイリョト シニアマネージャーが務めた。

初めにエネルギーセクターの見通しとして、2010年から2035年には再生可能エネルギーは3倍に増加すると予想、大半のエネルギーは化石燃料であり、米国並びに中国の石炭によるエネルギーは40%増加、天然ガスは20%増加、再生可能エネルギーは、主に電力エネルギー並びに輸送セクターで使用される。

2010年の世界のエネルギー発電は2万1,408TWh、2035年には4万364TWh、そのうち化石燃料の石炭並びに天然ガス、石油によるエネルギー発電は1万4,446 TWh、2013年には2万6,829 TWh、前記同様に原子力発電は2,756TWh、3,908 TWh、水力発電は3431 TWh、5,350 TWh、その他の再生可能エネルギー発電は775 TWh、4,277 TWhがそれぞれ予想されている。

2010年の世界の電力エネルギー発電の中では石炭の比率は41%、2013年には33%、前記同様に天然ガスは22%、23%、石油5%、2%、原子力は13%、12%、水力は16%、15%、バイオエネルギーは1%、4%、風力発電は2%、7%とそれぞれ予想されている。

2035年までの電力エネルギー部門の世界の投資総額は16兆9,000億ドル、そのうち再生可能エネルギーセクターの投資は、全体の36%に相当する6兆1,000億ドル、石炭は10%の1兆7,000億ドル、天然ガスは6%の1兆ドル、石油は0.4%の1,000億ドル、原子力発電は6%の1兆ドル、電力送電・配電セクターは43%の7兆3,000億ドルが見込まれている。

現在の原子力発電の比率が高い国は米国並びにカナダ、ロシア、フランス、ドイツ、韓国、前記同様に再生可能エネルギー並びに水力発電所は米国並びにカナダ、ブラジル、フランス、英国、スペイン、スエーデン、太陽光発電は米国並びに中国、日本、韓国、フランス、イタリア、風力発電は米国並びにカナダ、中国、インド、トルコ、スエーデンとなっており、2040年の世界の電力エネルギー需要は2010年比30%増加、石炭による火力発電は減少傾向となる。

連邦政府による電力エネルギー政策のうち再生可能エネルギーへのインセンティブは今後も継続されて二酸化炭素削減に結びつき、日本では福島の原子力発電所による事故をきっかけに、日本政府は風力発電並びに太陽光発電、その他の再生可能エネルギーに対してインセンティブをつけ、2030年には電力エネルギーの30%を再生可能エネルギーで賄う計画であり、米国では再生可能エネルギー拡大のためにインセンティブをつけている。

ブラジルでは電力エネルギーセクターの規制が電力会社の足かせとなって電力料金の高騰につながっており、また再生可能エネルギー発電は化石燃料による発電よりもコストが高いために助成金の必要があり、また環境ライセンス規制が煩雑で遅いために、大型水力発電所の建設が大幅に遅れている。

ブラジルのバイオマスエネルギー発電は、サトウキビ栽培が集中している南東部地域のミナス州並びにサンパウロ州、北東地域のセルジッペ州並びにアラゴアス州、ペルナンブーコ州、パライバ州の海岸地域に集中、風力発電は北東地域が75ギガワット、南東地域が29.7ギガワット、南部地域が22.8ギガワットとなっている。

2010年の中国の電力エネルギー市場への対内直接投資は581億ドル、インドは405億ドル、ブラジルは322億ドル、ベトナムは155億ドル、サウジアラビアは101億ドル、インドネシアは95億ドル、韓国は69億ドル、トルコは68億ドル、ナイジェリアは67億ドルとなって新興国への投資が魅力的となっている

2010年の先進国による新興国の電力エネルギー市場への対内直接投資では米国が773億ドルでトップ、日本は458億ドル、英国は370億ドル、フランスは284億ドル、ドイツは279億ドル、スペインは174億ドル、スイスは124億ドル、カナダは113億ドル、イタリアは106億ドルであった。

2010年の連邦政府によるインフラ整備部門への今後4年間の投資総額は5,000億レアル、そのうち電力エネルギーセクターへの投資は2,500億レアル、71%が石油・天然ガスセクターへの投資、18%は電力発電セクター、4%は送電セクター、7%はバイオ燃料セクターとなっている。

「再生可能エネルギー 世界とブラジルのトレンド」PwC社のエルネスト・カヴァジン取締役並びにジョアン・ヴィトール・グイリョト シニアマネージャー(2013年10月1日)

左からPwCブラジル社の日系企業ビジネス・サポートのカロリーナ・サカマ・リーダー/講師のエルネスト・カヴァジン取締役/廣瀬孝委員長/講師のジョアン・ヴィトール・グイリョト シニアマネージャー

講演中のエルネスト・カヴァジン取締役

講演中のジョアン・ヴィトール・グイリョト シニアマネージャー

 

Fotos: Rubens Ito/CCIJB



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