総務委員会/安全対策チーム
関係各位
本日参加しました、海外邦人安全対策連絡協議会につき、概要を下記の通り報告致します。 了
記
1. 日時 : 2015年1月23日(金) 16:00~17:00 @領事館3F多目的室
2. 参加者:
在サンパウロ日本国総領事館 佐野首席領事、飯田領事部長,松永警備対策官,長沼領事
ブラジル日本都道府県人会連合会 木原副会長
サンパウロ日伯援護協会 坂和副会長
JETRO 井上氏
国際交流基金 松尾副所長
JICA 村上氏
サンパウロ日本人学校 羽渕氏
伯国三菱重工業 知屋城(報告者)
3. 概要(領事館からのコメント)
(1) ブラジルでの大規模テロが発生する可能性は低いが、一般事案(犯罪としての誘拐)も含め、安全対策を怠らないことが肝要。
海外では日本人(の顔)という理由で,テロや誘拐等のターゲットとされる可能性が高まっている状況となっているので要注意。
(2) 緊急事態等、安全関連情報の外務省・領事館からの情報発信ツールとして、“緊急一斉通報メール”、
“領事館メールマガジン”、“たびレジ”があるので,在留届の励行,たびレジの登録をお願いしたい。
(3) 各企業、組織でも、安全対策について話し合いをして頂くとともに、今回のような場で組織間の情報交換をしていきたい。
4. 詳細事項
五月雨式となり恐縮ながら、説明のあった事項を以下に列挙します。
(1) 今回のシリアにおける邦人拘束事案に関して日本政府の対応等の説明。
(2) 全世界で年平均 7件の日本人誘拐事件がある(テロ、一般事案関わらず)。要注意。
(3) ブラジルで日本人の短時間誘拐は、これまで年平均1件だったが、昨年は6件発生。
十分な注意が必要。また、万が一巻き込まれた場合は,決して抵抗しない事。
(4) 外務省・領事館では、様々なツールを通じて、情報配信を行っている。
緊急一斉通報メール : 在留届に記載されているメールアドレスへ、緊急事態発生時等にメール配信。在留届は外務省HPのORRnetにてWeb登録可能。
領事館メールマガジン : 領事館のWebサイトより申込み可能。安全対策情報より、軽度の情報を配信。
たびレジ : 外務省HPを通じて旅行情報を事前に登録しておくと、当 該国での安全関連情報がメール配信等がされるというサービス(詳細添付参照)。
(たびレジは、昨年7月に出来たツールとの事で、特に詳細に説明あり)
(5) 本人の所在確認は、緊急事態発生時の重要な情報となるので、在留届の提出徹底をお願いしたい。
また、帰国,転勤時にはその旨、領事館宛てに連絡が欲しい(TEL・メール、何でも可とのこと)。幽霊在留邦人が増えているとの事。
(6) 一般的なことだが、ソーシャルネットを通じて、不用意な発言は避けるべき(宗教批判、等)。標的とされるきっかけになりかねない。
以 上
(配布資料)
シリア邦人拘束を受けての注意喚起
たびレジ
海外における脅迫・誘拐対策
海外旅行のテロ・誘拐対策