中銀の最終フォーカスレポートによると、2020年のGDP伸び率は、前回予想のマイナス4.40%からマイナス4.36%に上方修正したが、昨年6月末の予想はマイナス6.54%であった。また2021年のGDP伸び率は、前回予想の3.49%増加から3.40増加に下方修正している。
2020年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を前回予想の4.39%から4.38%に微調整、今年のIPCA指数は、前回予想の3.34%から3.32%に下方修正している。的中率が最も高いトップ5の2020年のIPCA指数は4.34%、今年のIPCA指数は3.41%を予想している。
またトップ5の2021年の政策誘導金利(Selic)は、前回予想の3.13%から3.00%に下方修正、一般エコノミストは、前回同様に3.00%に据え置いている。一般エコノミストは2021年のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.00、トップ5はR$5.05%をそれぞれ予想している。