アメリカ・ラテン・ロジスティカ社、Triunfo社並びにVetorial社が共同でVetria社を設立して、マット・グロッソ州コルンバのウルクン鉱山の鉄鉱石をサントス港から輸出する事業を立ち上げた。
Vetria社は今後4年間に鉱山開発、鉄道ロジスティックの整備や港湾ターミナルなどの建設に総額76億レアルを投資、アメリカ・ラテン・ロジスティカ社は50.4%の資本参加、Triunfo社33.8%、Vetorial社が15.8%資本参加する。
コルンバからサントス港までの鉄道ロジスティック整備向け投資は全体の2/3になると予想されており、Vetria社は22億レアルを投資して、25万トンに達するレールや30万本の枕木などを交換する。
また5,600台の貨車や180台の機関車などに23億レアルを投資、Triunfo社はサントス港に所有する広大な敷地内の港湾ターミナル建設には20億レアルを投資して、130万トンの鉄鉱石輸出を可能にする。
4年後の2016年には年間1,000万トンの鉄鉱石輸出が可能となり、翌年は2,000万トン、最終的には2,750万トンの鉄鉱石輸出が計画されている。
また含有量が62%と高品質のウルクン鉱山の鉄鉱石開発には11億レアルを予定、現在の鉄鉱石輸出は水上輸送で25日間かけて2,500キロ離れた港湾から行っている。(2011年12月20日付けエスタード紙)