世界最大の鉄鉱石生産会社ヴァーレ社の昨年の輸出総額は高騰したコモディティ価格で240億ドルを記録、1998年以来トップの座を占めていたペトロブラス石油公社の182億ドルを32%上回ってトップの座に返り咲いた。
また昨年のヴァーレの輸出総額はブラジルの貿易黒字額202億7,800万ドルを上回り、ブラジル輸出比率の11.91%を占めてトップとなった。
2位にはトップの座を明け渡したペトロブラスの輸出比率は9.01%、続いてブンゲ・アリメントス社は43億ドルで2.13%、エンブラエル社は41億ドルで2.06%、サマルコ社が32億ドルで1.59%を占めていた。
昨年のヴァーレの鉄鉱石生産能力は3億トン、今年は3億2,000万トンから3億3,000万トンと最大10%まで生産能力の増加が可能と予想されている。(2011年1月19日付けエスタード紙)