ボトランチン・セメントはペルーでチリ資本ビオ・ビオ社傘下のポートランド・セメントに4,425万ドルを投資して、29.5%の資本参加で同国に足がかりを築いた。
ペルーでは好調な経済成長で建設不動産部門並びにインフラ部門への投資が盛んでセメント需要が好調に推移しているために、今年のセメント需要は前年比15%増加の800万トンが予想されている。
同社は増産のために1億5,000万ドルを投資して、セメント工場が稼働する2012年には年間70万トンの生産を見込んでいる。
ボトランチン・セメントは南米7カ国に進出、チリではビオ・ビオ社に15%の資本参加、ボリビアではカンバ・セメントに51%、パラグアイではイグアスー・セメントに35%、アルゼンチンではAvellaneda・セメントに38%、ウルグアイではアルチーガ・セメントに38%の資本参加を行っている。(2010年11月17日付けエスタード紙)