世界最大の銅生産のチリの2013年から2021年の鉱業部門への投資総額は、1,126億ドルと昨年11月の投資計画よりも8.0%増加、鉱業への投資の大半は銅精錬事業となっている。
2021年までの投資総額1,126億ドルのうち銅精錬事業には、投資総額の77%に相当する867億ドルが予定されており、銅投資に次いで金・銀への投資は、19%に相当する217億ドルが予定されている。
また鉄鉱石やその他の鉱物生産の投資総額は、4.0%に相当する40億ドル、投資の39%に相当する430億ドルはアントファガスタ地域、30%に相当する340億ドルはアタカマ地域となっている。
投資総額の45.8%に相当する515億1,200万ドルはチリ資本、特にコデルコ社並びにアントファガスタ鉱業が大半を占めており、チリに次いでカナダの投資総額は27.3%に相当する307億1,000万ドル、3位には日本の投資で9.8%に相当する110億1,000万ドル、4位にスイスの4.0%の44億6,000万ドルとなっている
5位に英国の3.8%の42億3,000万ドル、オーストラリアは3.6%の40億2,000万ドル、米国は2.6%の29億3,000万ドル、ポーランドは1.9%の21億4,000万ドル、中国は0.08%の9,000万ドルとなっている。(2013年8月6日付けヴァロール紙)