資源大手のFerrous社は、ミナス州のミナ・デ・ヴィーガ鉱山の鉄鉱石増産のため2014年~2016年の3年計画向けに12億8,000万ドルの資金調達を要しているが、社会開発銀行(BNDES)や海外のエクイティファンドから調達する。
同社では2026年までに鉄鉱石の年間生産を4,000万トンまで引き上げるために、2018年までに総額33億8,000万ドルの資金調達が必要となり、ミナス州のミナ・デ・ヴィーガ鉱山以外にヴィーガ・ノルテ鉱山、セリーニャ鉱山を開発する。
Ferrous社は、米国、ヨーロッパ、オーストラリアの年金ファンド、ヘッジファンドが出資、IEF Ferrous Brazil社が13.7%の株を所有、ヘッジファンドHarbinger Capital社は11.7%、エイケ・バチスタ氏のグループ企業MMX社に資本参加を検討しているグレンコア社は、今年初めに3.7%の資本参加をしている。
Ferrous社では現在の鉄鉱石の年間生産350万トンを2017年に1,500万トンに引き上げるために15億ドルの資金調達が必要であり、BNDES銀行から8億ドル~10億ドルの資金調達を予定している。(2013年7月19日付けエスタード紙)