民間航空庁(Anac)の承認を得た民間航空局(SAC)は、フォルタレーザ市並びにサルバドール市、フロリアノポリス市、ポルト・アレグレ市の各空港の入札条件を公示、入札条件は45日間に亘って公示される。
フォルタレーザ空港民営化コンセッションの最低入札価格は15億6,300万レアル、投資総額予想は13億600万レアルが見込まれており、前記同様にサルバドール空港は14億9,000万レアル、22億2,700万レアルとなっている。
また前記同様にフロリアノポリス空港は3億2,900万レアル、8億8,700万レアル、ポルト・アレグレ空港は7億2,900万レアル、16億6,200万レアルが見込まれている。
今回の4カ所の空港民営化コンセッション入札は、2012年に実施されてから入札条件変更などの要因で遅れていたが、ブラジリアの空港コンセッション入札では差落札価格が最低価格の673%に相当する45億100万レアルであった。
今回の4カ所の空港民営化コンセッションの空港管理期間はポルト・アレグレ空港が30年間でその他の空港は25年間、またブラジル空港インフラ業務公社(Infraero)は資本参加しない。(2016年5月5日付けエスタード紙)