6月に道路並びに鉄道、港湾民営化インフラのコンセッション入札の発表が予定されているが、国道コンセッションの入札案件は10件以上になると予想されている。
鉄道民営化コンセッションでは南北鉄道のトカンチンス州パルマスーゴイアス州アナポリス間の鉄道建設工事の民営化コンセッションが予定されており、またゴイアス州オウロ・ヴェルデーサンパウロ州エストレーラ間の鉄道建設も予定されている。
またマット・グロッソ州シノプーパラー州ミリチツーバ並びにリオーヴィトリア間の鉄道コンセッション入札の可能性があると予想されており、国内外の投資家の注目を集めると予想されている。
道路民営化コンセッションではサンタ・カタリーナ州の国道280号線並びに国道470号線の民営化コンセッションが予定されており、南マット・グロッソ州の国道262号線並びに国道267号線、ミナス州の国道251号線並びに国道365号線、バイア州の国道101号線の民営化コンセッションの入札が予定されている。
南マット・グロッソ州の国道163号線は中西部地域の穀物の輸送経路となり、連邦政府では鉄道や道路民営化コンセッションによる入札で44億レアルの臨時歳入を見込んでいる。
連邦会計検査院(TCU)ではサントス並びにパラー州の29ターミナルの民営化コンセッションを承認しており、またサントス港並びにパラナ州パラナグア港、南大河州リオ・グランデ港の浚渫工事の民営化コンセッションも許可している。(2015年5月12日付けヴァロール紙)