ジョアキン・レヴィ財務相の財政再建政策の発表や連邦警察のラヴァ・ジャット作戦で判明した汚職関連でゼネコン大手が資金調達に苦慮しているにも関わらず、インフラ整備プロジェクトに最低510億レアルの投資が予定されている。
連邦政府はミナス州からサンタ・カタリーナ州にかけての4国道のコンセッション入札を準備中で、国道280号線並びに国道470号線、国道251号線、国道365号線の民営化コンセッション入札を予定している。
3月中旬にリオ市とニテロイ市を結ぶグァナバラ湾にかかるリオニテロイ橋のコンセッション入札が実施され、通過料金限度額5.18620レアルに対して36.67%の割引率に相当する3.28442レアルを提示したEcoRodovias社が落札した。
サルバドール空港並びにポルト・アレグレ空港、フロリアノポリス空港の入札が予定されており、鉄道ではマット・グロッソ州ルッカス・ド・リオ・ヴェルデとゴイアス州カンピノルテを結ぶ投資総額が48億レアルの鉄道建設、ゴイアス州アナポリスとミナス州コリントを結ぶ投資総額が58億レアルの鉄道の建設が予定されている。(2015年4月6日付けヴァロール紙)