ジウマ・ロウセフ大統領は3月中に第2次ロジスティック投資プログラムの発表を行うと予想されているが、これには5河川の水上運輸並びにポルト・アレグレ市、ヴィトリア市、フォルタレーザ市の空港などの建設が含まれている。
新しい経済成長加速プログラム(PAC)や大衆住宅建設“私の家、私の暮らし”プロジェクトはネルソン・バルボーザ企画相が担当、社会統合基金(PIS)/社会保険融資納付金(Cofins)、商品流通サービス税(ICMS)、更なる簡素化プログラム(Bem Mais Simples)の改革も含まれている。
昨日、ネルソン・バルボーザ企画相はアントニオ・カルロス・ロドリゲス運輸相並びにカーチア・アブレウ農務相と会談、ブラジルの河川はミシシッピー河に匹敵する水上輸送能力が備わっているためにその利用について話し合った。
第2次ロジスティック投資プログラムでは中西部地域の穀物を北東部地域の港湾から輸出するために、マデイラ河並びにタパジョー河の水上貨物輸送のための河川のインフラ整備を行う必要がある。
また第2次ロジスティック投資プログラムでは、MAPITOBAと呼ばれるマラニョン州並びにピアウイ州、トカンチンス州、バイア州で生産される穀物をトカンチンス河の水深の浅い一部区間の浚渫を行って、水上輸送で輸出する計画となっている。(2015年3月12日付けエスタード紙)