連邦警察のラヴァ・ジャット作戦による汚職問題で大半のゼネコン大手が関係している影響でブラジル国内での資金調達は難しくなってきているが、キューバの空港改修や拡張工事を請け負っているオデブレヒト社は社会経済開発銀行(BNDES)からクレジットを供与される。
このキューバの空港改修や拡張工事は2013年にキューバ政府との間で締結されており、ハバナ空港並びに地方都市の4空港の改修や拡張工事向け建設工事総額は1億7,300万ドル、そのうち1億5,000万ドルをBNDES銀行が提供する。
ハバナ空港並びに地方都市の4空港の改修や拡張工事は3月から開始、オデブレヒト社はキューバで総額2億700万ドルのインフラ整備向け工事を請け負っており、キューバ政府は5,700万ドルのクレジットを提供する。
2014年1月にジウマ大統領がハバナ市を訪問した時にマリエル港湾コンビナート内に工業団地の創設、サトウキビや米収穫の機械化、観光プロジェクト、医薬品工場の建設向けに特別クレジット枠の2億9,000万ドルを約束していた。(2015年3月10日付けエスタード紙)