経済成長加速プログラム(PAC)の11プロジェクトのうち9プロジェクトの建設工事の遅れが顕著になっているが、アマパ州のサント・アントニオ・ド・ジャリ水力発電所並びにフェレイラ・ゴメス水力発電所の建設は予定の年末までに完成すると予想されている。
2011年初めの11プロジェクトの予算は376億レアルであったにも関わらず、今では46%増加の549億レアルに上方修正されており、2007年に開始されたサン・フランシスコ河のペルナンブーコ州並びにパライーバ州を灌漑する東部流域工事の完成は2015年末に延期されている。
リオ市環状線道路建設の2011年の予算は4億レアルであったにも関わらず、今では10億8,300万レアルに上方修正、工事の完成は2016年末まで延期されている。
2011年のペルナンブーコ州のアブレウ・エ・リマ製油所の予算は257億レアルであったにも関わらず、今では417億レアルに上方修正されており、北東部地域の上下水道総合工事の建設費は22億レアルとなっている。
またマット・グロッソ州のテレス・ピレス水力発電所の建設工事は今年末から開始の予定で予算は13億レアルが見込まれており、国道101号線のペルナンブーコ州の舗装工事の予算は12億8,200万レアルに増加している。(2014年10月20日付けエスタード紙)