7年前にルーラ大統領は国内経済を牽引するために経済成長加速プログラム(PAC)で大型投資をすると発表したにも関わらず、インフラ整備向け大型プロジェクトの88%は予定の工事期間が大幅に遅れている。
また当初予想のプロジェクト予算は28%から64%の追加の見直しを余儀なくされており、ロジスティック並びに電力エネルギー、上下水道の16大型プロジェクトの予算は当初の予算を210億レアル上回る830億レアルに上昇している。
トランスノルデスチーナ鉄道の当初の予算は54億レアルであったが、工事期間が45カ月遅れているために、41%増加に相当する21億レアルの予算の見直しが余儀なくされている。
トランスノルデスチーナ鉄道は、ペルナンブーコ州並びにピアウイ州の奥地からペセン港並びにスアペ港を結ぶ鉄道であり、鉄道工事の完成は2016年が予想されている。
サンパウロ州エストレーラ・ドエステとゴイアス州オウロ・ヴェルデを結ぶ南北鉄道の鉄道工事は61.35%が完成しているが、鉄道建設用のレール1万トンが先週サントス港に到着、1年後の完成が予定されている。
ジラウ水力発電所並びにベロ・モンテ水力発電所、原子力発電所アングラ3号の投資予算は496億レアルであったが、今では637億レアルに修正されており、PAC1の主な101プロジェクトのうち27プロジェクトが未完成であり、4プロジェクトは中止されている。(2014年8月24日付けエスタード紙)