国家水上輸送庁(Antaq)は、ナショナル製鉄所(CSN)社並びにサントス港のコンテナ取扱量が全体の43%を占める Santos Brasil社の港湾ターミナル拡大の投資を承認した。
CSN製鉄所はリオ州イタグアイ港湾ターミナルに25億レアルを投資して鉄鉱石の輸出を年間6,000万トンまで拡大を予定、港湾ターミナルの契約期間は2047年まで延長される。
CSN製鉄所ではリオ州イタグアイ港湾ターミナル拡大は2009年に着手、すでに投資総額は4億1,000万レアルに達しており、今後の港湾ターミナルの拡大投資で1,700人の直接雇用につながる。
Santos Brasil社の港湾ターミナル拡大の投資には2018年までに12億レアルが予想されており、港湾ターミナルは現在の980メートルから1,200メートルに拡大、港湾の浚渫を行って港湾深度を現在の13メートルから15メートルに掘り下げる。
浚渫工事で港湾深度が15メートルまで掘り下げられると年間のコンテナの取扱量は240万TEUsに拡大、また2044年までに19億レアルの投資が見込まれている。(2014年8月18日付けヴァロール紙)