サンパウロ州の降雨不足の影響を受けて主に穀物を輸送するためのTietê-Paraná水上輸送が5月30日から停止しているために、カーギル社などの穀物輸出に影響がでている。
Tietê-Paraná水上輸送の停止でトラックによるサントス港からの穀物輸送を強いられているために、輸送費が10%から12%コスト高になっているために、マット・グロッソ州の穀物生産者は水上輸送再開を要請している。
今年の大豆輸出は4,300万トンに達すると予想されており、Tietê-Paraná水上輸送による穀物輸送は800万トン、そのうち大豆並びにトウモロコシは250万トンを占めている。
現在の南東部地域の水力発電所の貯水ダムの平均水位は36.4%と1年前の半分迄低下しており、過去15年間では最も平均水位が低くなっている。(2014年6月17日付けエスタード紙)