運輸省輸送インフラ局(Dnit)は、大統領選挙前の7月から総延長距離が6,400キロメートルに達する道路民営化コンセッションの入札を開始、100ヵ所の道路建設向けの400件に達する入札を予定、総投資額は80億レアルが見込まれている。
この道路民営化コンセッションの入札は、主に南部地域並びに南東部地域、北東地域の州都の大都市圏の鉄道並びに環状道路、複線化、陸橋、トンネルなどの建設が予定されている。
運輸省輸送インフラ局(Dnit)が管轄している建設中の道路建設の投資総額は100億レアル、今年のDnitの予算は140億レアル、そのうち国道関連のメインテナンス向け予算は60億レアルとなっている。
今回の道路建設プロジェクトでは、レシーフェ市並びにベロ・オリゾンテ市の環状道路の建設、パライーバ州の国道101号線、バイア州-セルジッペ州-リオ州-サンパウロ州の国道101号線などの道路建設が優先される。
バイア州内の国道235号線の305キロメートルに亘る道路舗装、バイア-セルジッペ州間の国道101号線の170キロメートルの複線化、パラナ州の国道163号線の複線化、サンタ・カタリーナ州の国道101号線のトンネル工事などとなっている。(2014年5月13日付けエスタード紙)