11月27日、オデブレヒト・トランスポルト社は、マット・グロッソ州の延長距離が850.9キロメートルの国道163号線の道路民営化コンセッションで、100キロメートル当たりの最高通行料金5.5レアルを52%下回る2.64レアルで落札していた。
12月17日の南マット・グロッソ州内の延長距離が847.2キロメートルの国道163号線の道路民営化コンセッションでは、CCR社は、100キロメートル当たりの最高通行料金9.27レアルを52.74%下回る4.381レアルで落札した。
EcoRodovias社をリーダーとするRota do Futuro コンソーシアムは、最高通行料金を44.17%下回る5.175レアル、ケイロース・ガロボン社は41.11%下回る6.393レアルで入札に参加した。
落札の最有力候補と予想されていたオデブレヒト・トランスポルト社は、最高通行料金を僅かに8.50%下回る8.482レアル、Triunfo社は僅かに2.99%下回る8.982レアルで入札に参加していた。
南マット・グロッソ州内の延長距離が847.2キロメートルの国道163号線の道路民営化コンセッションの契約期間は30年間、初めの5年間の投資総額は、806.3キロメートルの複線化などに20億5,000万レアルの投資が要求されている。
南マット・グロッソ州内の国道163号線の道路民営化コンセッションでは複線化の他に道路の舗装、交通標識の充実、立体交差点や排水工事建設、利用者支援サービス所の設置などが義務付けされている。
CCR社はすでに南東地域の2,400キロメートルに及ぶ道路民営化コンセッションを落札して運営しており,リオ市とサンパウロ市を結ぶプレジデンテ・ヅットラ街道、サンパウロ州内のアニャンゲーラ街道-バンデイランテス街道システム、マリオ・コバス環状線西部区間、自動車環境試験場の運営なども行っている。
11月のミナス州のコンフィン空港の民間コンセッション入札では、CCR社をリーダーとするコンソーシアムが最低入札金額を66%上回る18億2,000万レアルで落札して、ケイロース・ガルボン社をリーダーとするコンソーシアムに競り勝った。
CCR社はエクアドルのキト国際空港のコンソーシアムに45.49%の資本参加、コスタ・リカのサン・ジョゼ国際空港に48.75%、カリブ海のキュラソー国際空港に79.80%の資本参加を行っている。(2013年12月17日付けエスタード紙サイト)