9月初めに連邦会計調査院(TCU)は、ミナス州のコンフィンス空港並びにリオ州のガ レオン空港の民営化コンセッションの入札の最低金額や入札参加コンソーシアムの条件を修正して承認、更なる投資家が入札に参加するために、ミナス州のコンフィンス空港の入札条件を年間利用客が3,500万人以上の空港運営経験のある企業から1,200万人、リオ州のガ レオン空港は2,200万人に変更している。
またガ レオン空港の最低入札価格は48億2,800万レアル、コンセッション期間を25年、コンフィンス空港の最低入札価格は10億9,800万レアル、コンセッション期間を30年としている。
2012年2月にサンパウロ証券取引所(Bovespa)で実施されたグアルーリョス空港、ヴィラコッポス空港並びにブラジリア空港の運営権民営化コンセッション入札の平均落札価格は、最低入札価格を347.9%上回っており、今回の落札価格は、最低入札価格を350%上回ると予想されている。
社会経済開発銀行(BNDES)は、グアルーリョス空港、ヴィラコッポス空港並びにブラジリア空港の運営権民営化コンセッション向けに28億8,800万レアルを融資、そのうちグアルーリョス空港並びにヴィラコッポス空港向けにはそれぞれ12億レアルを融資、ブラジリア空港向けには4億8,800万レアルを融資している。
ガレオン空港の投資総額は57億レアル、コンフィンス空港の投資総額は35億レアルが予想されており、BNDES銀行は落札した企業グループに大型融資を行うと予想されている。(2013年10月5日付けエスタード紙)