今月13日、連邦政府は、国道50号線と国道262号線の道路民営化コンセッション入札を実施、国道50号線の入札には8社が参加したにも関わらず、国道262号線の入札には興味を示す企業がなかったために、今後は複数の国道線の入札は実施しない。
セザール・ボルジェス運輸相は、国道262号線の入札が失敗した要因として入札参加企業が入札条件を分析する時間がなかったことと輸送インフラ局(DNIT)リスクを回避するためであったと説明している。
DNIT局は5年間に亘って複線工事をなおざりにしていたために、エスピリット・サント州政府は、連邦政府が責任を持って複線化を行い、落札した道路民営化コンセッションが道路のメインテナンスと運営だけを行うように要請している。
国道262号線の複線化はエスピリット・サントス州内の180キロメートルの国道であり、連邦政府は経済加速プログラム(PAC)で予算を確保している12億レアルを投資する。
連邦政府は11月25日にブラジリアの国道60号線並びにゴイアス州とミナス州の262号線、ゴイアス州とトカンチンス州の国道153号線の入札が予定されているにも関わらず、複数の国道の入札は同時に行われない。
12月20日にはマット・グロッソ州と南マット・グロッソ州間の国道163号線の入札が予定されており、12月27日にはミナス州内の国道40号線と116号線の入札が予定されているが、2014年に実施される可能性がある。(2013年9月17日付けエスタード紙)