連邦政府は、リオ市のガレオン空港並びにミナス州のコンフィン空港に対する民営化コンセッション入札を10月に予定しているが、今年2月に入札にかけられたグアルーリョス空港並びにヴィラコッポス空港、ブラジリア空港の民営化コンセッションで落札した投資ファンドや建設会社なども最大15%の資本参加ができるように、入札条件の変更を余儀なくされた。
連邦政府は、グアルーリョス空港並びにヴィラコッポス空港、ブラジリア空港の民営化コンセッションで落札した投資ファンドやゼネコンの寡占化を防ぐために、落札企業の入札参加を阻止したかったにも関わらず、落札企業が裁判所に駆け込むと入札が遅れるため入札参加を許可した。
ブラジル空港インフラ業務公社(Infraero)は、民営化される空港コンセッションに49%の資本参加、残りの51%が空港民営化コンセッションの資本参加率となるが、入札参加できるのは、利用者が年間3,500万人以上の空港管理を行った経験のある企業となっている。
ガレオン空港並びにコンフィン空港の空港民営化コンセッションの投資総額は87億レアルが見込まれており、ガレオン空港の最低入札価格は、46億4,500万レアルでコンセッション期間は25年、コンフィン空港は、15億6,200万レアルでコンセッション期間は30年となっている。(2013年7月30日付けエスタード紙)