サンパウロ州政府は、州内の5ヵ所のリージョナル空港を主にエグゼクチブジェット機の使用向けに運営権民営化コンセッションを予定、コンセッション期間は30年間を予定している。
民営化コンセッションされるサンパウロ州の空港は、カンピーナス市のアマライス空港並びにジュンジャイ空港、ブラガンサ・パウリスタ空港、イタニャエン空港、ウバツーバ空港が予定されている。
またサンパウロ州政府は、官民パートナーシッププロジェクト(PPP)方式による空港として、年間利用客が54万人のリベイロン・プレート空港並びに36万人のサン・ジョゼ・リオ・プレート空港、12万人のプレジデンテ・プルデンテ空港、8万人のアラサツーバ空港、6万5,000人のバウルー(アレアルヴァ)空港、3万3,000人のマリリア空港を予定している。
連邦政府によるグアルーリョス空港、ヴィラコッポス空港並びにブラジリア空港の運営権民営化コンセッションと同様に、サンパウロ州のリージョナル空港のサービス改善並びに利用客アップを目的に民営化する。
2007年のサンパウロ州のリージョナル空港の利用客は115万人であったが、昨年は283万2,000人と飛躍的に増加しており、今後もリージョナル空港の民営化で更に利用客の増加が見込める。(2013年7月25日付けエスタード紙)