エンブラエル社は総額が12億ドルから15億ドルと予想されているインド海軍の偵察機9機の入札に参加を予定しており、すでにインド国防相との間で3機のジェット機Bem-145型を2013年までに納入する契約を交わしている。
同社は、インド空軍に5機のレガシー600型を納入して、エグゼクティブの輸送や国境偵察に使用されており、インド国防省の2023年までのインド洋の防衛用偵察機などの購入予算は200億ドルに達すると予想されている。
エンブラエルでは、ターボプロップ単発の軽攻撃機であるスーパーツカノ(Super Tucano)の販売交渉をフィリピン国防省並びにペルー国防省と行っている。
ペルー国防省は、アマゾン流域の国境監視に1億5,000万ドルを投資して、2機のSuper Tucano機の購入を検討しており、フィリピン国防省は、ゲリラの偵察用に同機の購入を検討している。(2012年4月12日付けエスタード紙)