ドイツの航空専門雑誌「AERO International」の2010年世界安全航空会社ランキングでは調査対象の世界民間航空会社トップ60社の中で、TAM航空は最下位、GOL航空は58位にランク付けされている。
調査は過去30年間の航空機事故などを対象に審査され、無事故であったのはカンタス航空、フィンランド航空、ニュージーランド航空、TAPポルトガル航空、キャセイパシフィック航空、全日空、ベルリン航空となっている。
TAM航空は民間航空管理機関の米連邦航空局(FAA)、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)並びにブラジル国内の厳しい安全基準に従って安全第一を確保していると説明している。
またGOL航空は2006年の航空事故は航空事故予防研究センター(Cenipa)と米国国家運輸安全委員会(NTSB)の調査では、同事故発生当時の運行条件に不備があった可能性を指摘されており、同社はレガシー機のパイロットに対して刑事告発をしていると説明している。