海外投資家は経済成長が堅調に推移しているブラジルに対して、2014年のサッカーのワールドカップ、2016年のオリンピック開催など世界的イベントが目白押しであるブラジルへの投資機会をうかがっている。
大型イベントなどが今後数年間に亘って継続するために、海外投資家はブラジル国内のホテル業界進出を虎視眈々とにらんでおり、2012年までのホテル業界への投資は10億ドル以上が見込まれている。
アーネスト&ヤング社が米国のホテル業界の80企業対象の調査によると、60%がブラジルのホテル業界への投資に非常に注目している。
特に収益性の高い高級ホテル部門への進出に注目しているが、料金の安いホテル進出では20棟から30棟のホテルチェーンの買収にも注目している。(2010年11月29日付けヴァロール紙)