民間航空庁(ANAC)の調査によると今年の新国際路線は58件が承認されているにも関わらず、国内航空会社のTAM航空並びにGOL航空が11路線を獲得、その他の路線は外資系航空会社が獲得している。
また国内航空会社の2003年からの国際路線の増加は43%に留まっているが、外資系航空会社は76.9%増加している。
サンパウロ並びにリオの空港はほとんど飽和状態となっているために、外資系航空会社はベロ・オリゾンテ、サルバドールやレシーフェなどから国際路線を開拓している。
ブラジル航空会社組合(Snea)では国内の航空会社の平均税率は35%とヨーロッパの16%、米国の9%を大幅に上回っているために、外資系航空会社との競争では不利になっている。(2010年8月9日付けエスタード紙)