好調な経済成長や最低サラリーのインフレを上回る実質賃金の上昇などで、年末までにはブラジルの一人当たりのセルラー電話の所有台数は人口を上回る2億台に達すると見込まれているために、一人当たりの台数では新興国でトップになると予想されている。
6年前のブラジルのセルラーの所有台数は6,500万台であったが、現在では中国、インド、米国並びにロシアに次いで5位となって、フランスやドイツを追越している。
スペイン資本のテレフォニカ社はブラジル国内に5,590万の顧客を擁しているが、ポルトガルテレコンからVivoを買収したために、売上は232億レアルから314億レアルに増加すると見込まれている。
ブラジルTIM社の2004年のグループ全体の売上の6%を占めていたにすぎなかったが、108%増加して21%を占めている。(2010年8月2日付けエスタード紙)