昨日、サンパウロ経由でカンピーナスとリオを結ぶ530キロメートルの高速鉄道入札が公示され、連邦政府が設立する高速鉄道公社(Etav)が33%の資本参加を予定している。
高速鉄道の投資総額は330億レアルで100億レアルはEtav公社が出資、残りは社会経済開発銀行(BNDES)や海外投資銀行がクレジットを予定している。
リオ-サンパウロ間435キロメートルのエコノミークラスの料金は199レアル、エグゼクチブクラスは未定、年間700万人の利用客が見込まれている。
高速鉄道の落札コンソーシアムは12月16日に判明、工事終了はオリンピック終了後の2017年が予定されているが、しかし2014年のワールドカップ開催前のサンパウロ-カンピーナス間の完成の可能性も残されている。
最低入札価格を提示した企業が落札するが、日本、韓国、フランス、ドイツ、中国、スペイン並びにイタリアのコンソーシアムの参加を予定、発展途上国での大型インフラ整備事業獲得のためにしのぎを削りあっている。(2010年7月14日付けエスタード紙)