サンパウロ経由のカンピーナス-リオを結ぶ高速鉄道の入札公示は今月中に行われるが、国家陸運庁(ANTT)では乗客数が予想を大幅に下回った場合は社会経済開発銀行(BNDES)が60%まで提供するクレジットの金利減少での対応が検討されている。
BNDES銀行の長期大型クレジット向けの年利は長期金利(TJLP)プラス1%が適応されているが、今回の高速鉄道プロジェクトへの適用は明確ではない。
ANTTでは2015年の乗客数が年間3,300万人または2044年に1億1,000万人を下回った場合は、クレジット金利の削減やコンセッション期間の30年から40年の延長を検討している。
高速鉄道の建設費は346億レアル、リオ-サンパウロ間のエコノミークラス料金は217.50レアル、エグゼクチブクラスは380.60レアル、入札予定は今年5月で建設終了は2015年5月が予定されている。(2010年3月23日付けエスタード紙)