航空機の搭乗客が増加の一途を辿って航空会社は投資拡大の必要に迫られているが、現在の外資の資本参加比率20%を投資拡大するために49%まで引き上げる規制改正の下院での採決が予定されている。
国防省では実際にはすでに実施されている航空運賃の自由化を更に価格競争を促すために、法制度化する提案を予定している。
過去5年間の航空サービス部門は年平均14%増加、2008年の搭乗客は6,300万人、今後数年間の国内搭乗客は年平均6.8%の増加が見込まれている。
連邦政府は新規航空会社参入を促すために規制を緩和して、特に地方都市への航空会社の新規路線開拓を奨励している。
2014年のワールドカップ、2016年のリオ市のオリンピック開催のためには空港インフラへの投資を早急に進める必要があるが、ブラジル空港インフラ業務公社(Infraero)の民営化などは大統領選挙を前になおざりにされおり、一向にインフラ整備が進んでいない。(2010年3月17日付けエスタード紙)