昨日の連邦政府官報では2015年末までに建設が予定されている高速鉄道のサンパウロ市とリオ市の乗車料金は246レアルが上限、1キロメートル当たり0.60レアルに制限されている。
しかしエグゼクチブクラスの料金はエコノミークラスの料金よりも最大で75%上乗せすることが可能で1キロメートルに換算すると1.05レアルとなる。
リオ‐サンパウロ間のエグゼクチブクラスの料金の上限は430レアル、リオ‐カンピーナス間は535.50レアル、エコノミークラ用には60%以上の座席確保が義務付けている。
入札では料金設定価格が30ポイント、ファイナンスや技術移転関係が70ポイントの比重となっており、コンセッションが自前での資金調達比率が大きなウエートを占める。
高速鉄道建設には日本、ドイツ、中国、韓国、スペイン、フランス、イタリアが熾烈な売り込み合戦を展開、落札したコンセッションは乗客に対するサービス提供でも収益を上げることが認められている。(2009年12月9日付けヴァロール紙)