CクラスやDクラス向け国内旅行は長期分割払いで増加傾向、また国内経済の回復と共に第3四半期のTAM航空並びにGOL航空の業務出張や商用を中心に前年同期比26%と大幅に増加している。
TAM航空のリバノ・バローゾ社長は業務出張による航空機利用は伝統的に国内総生産(GDP)の2.5倍以上の伸び率を維持、来年はGDPが5.0%以上の伸び率で大幅な利用客増加が期待できる。
TAM航空の国内便の75%は業務出張で航空業界平均の68%を上回っているが、GOL航空の商用による利用客は62%と平均を下回っている。
民間航空庁(ANAC)の調査では10月の国内便の平均チケット料金267レアルから312レアルと前月比16.6%増加、しかしマーケットシェア拡大のための航空便増加による搭乗率低下は収益性を減少させている。(2009年11月24日付けエスタード紙)