連邦政府は18日、日本並びに米国、オーストラリア、カナダの4カ国に対して、観光や短期商用査証(ビザ)免除を発表。観光ビザ免除に伴って外国人観光客の増加が予想されている。
ジャイール・ボルソナロ大統領の訪米に合わせてビザ免除の発表を行ったが、6月17日以降4カ国の国民を対象に、観光や短期出張でビザなしで入国できるようになる。
ブラジル観光省の発表によると、2017年の観光ビザ免許国4か国の訪問客は61万8387人、連邦政府は昨年1月から電子査証システム(e-Visa)を開始。現在、オーストラリア、カナダ、米国及び日本国籍所有者へ適用している。
またブラジル観光省は昨年の4カ国向け電子査証システム(e-Visa)開始で、訪問客は前年比35.23%増加、10億ドル相当の経済効果に結び付いていると説明している。
昨年の外国人観光客は670万人に達したものの2022年には2倍の1,200万人の観光客を見込んでいる。昨年の海外旅行収支は132億ドルの赤字を記録している。(2019年3月19日付けエスタード紙)