国家水上輸送庁(Antaq)の発表によると、2017年のブラジル国内の港湾貨物取扱量は、前年比8.3%増加の10億8,600万トンを記録、そのうちドライバルク取扱量は、10.3%増加の6億9,540万トンを記録している。
昨年の港湾ターミナルでの平均ドライバルク取扱量は前年比10.3%増加、穀物生産が記録更新を記録した影響で、特にトウモロコシ取扱量は前年比71.8%、大豆は31.5%とそれぞれ大幅に増加している。
また昨年の港湾ターミナルでの液体バルク取扱量は、前年比3.8%増加の2億3,020万トン、特に輸入石油派製品は前年比32%、原油の輸出は19.0%とそれぞれ大幅に増加している。
昨年のばら積み貨物取扱量は前年比7.6%増加の5,420万トン、また昨年第1期(Primeiro)のコンテナ取扱量は9.3%増加の1億620万トン、第2期(Segundo)は5.7%増加の930万トンを記録している。(2018年2月16日付けヴァロール紙)