北東地域奥地の鉄鉱石や石油、穀物をセアラー州やペルナンブーコ州の港湾から輸出するために建設中のトランスノルデスティーナ鉄道の完成は2017年にずれ込むと予想されている。
2010年から始まったトランスノルデスティーナ鉄道の建設はトランスノルデスティーナ・ロジスティック社(TLSA)が請け負っているが、ペルナンブーコ州サルゲイロ市とペルナンブーコ州トリニダーデ市間の163キロメートルの鉄道工事完了は今年1月末となっていたにも関わらず、未だに完成していない。
TLSA社はトランスノルデスティーナ鉄道の45%に相当する鉄道建設は完成、すでに1,750キロメートルの鉄道建設のうち520キロメートルは完成していると説明しており、このプロジェクトはピアウイ州エリゼウ・マルチンスとペルナンブーコ州スアペ港とセアラー州ペセン港を結ぶ鉄道建設となっている。
TLSA社はオデブレヒト社と2013年に契約を解除しており、今ではVia Magna社並びに Civilport 社、Marquise社、 Sumont社、 Ancar社、 Demas社の中規模建設会社が工事を請け負っている。(2015年3月16日付けヴァロール紙)