パラナ州パラナグア港コンテナターミナルは、3年間かけて改修工事を行って近代化したために同港湾の荷扱いはサントス港に次いで2位に上昇、月間平均荷扱いは183%増加している。
2010年のパラナグア港コンテナターミナルの1時間当たりのコンテナ処理は30個であったが、今では85個に増加、900個のコンテナ船の荷扱いは30時間から11時間に短縮している。
パラナグア港コンテナターミナルの近代化には3億6,500万レアルが投資され、年間のコンテナ扱い量は80万TEUSから150万TEUSと倍増、今後のパラナグア港コンテナターミナルへの投資総額は11億レアル、そのうち5億4,000万レアルは2018年までに投資される。
パナマ運河の改修工事の完成は2015年が予定されており、更なる大型貨物船の運航が可能となるために、ブラジルの各港湾は大型貨物船の受け入れのために浚渫工事などを余儀なくされている。
今年上半期のサントス・ブラジルターミナルの荷扱い量は759万4,001トン、パラナグアターミナルは420万8,694トン、ポルトナーヴェターミナルは379万6,184トン、テコン・リオ・グランデターミナルは366万451トン、リブラターミナル(サントス港)は280万8,439トン、イタポアターミナルは258万7,166トン、ブラジル・テルミナル・ポルツアリオは239万912トン、スアペターミナル238万8,490トン、エンブラポルトターミナルは2257万7,576トン、テコンディターミナルは170万3,967トンとなっている。(2014年11月3日付けエスタード紙)